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2008年10月15日 (水)

後味が悪いのです。

GS50ワンメイク耐久レース関東大会も、無事に(かろうじて)最終戦を終えまして、めでたしめでたしって感じですが。

最終戦は色々とありまして、後味の悪いレースとなりました。

あんまし触れたく無いけど、触れねばならんね。


レース当日は、好天に恵まれたレース日和でございました。
今回のチーム編成は、1号車にワイファク兄弟プラス、まだ入賞経験のない新メンバー。
こちらは、まだ入賞未経験の新メンバーにシャンペンシャワーの味を覚えてもらうのが第一目標。
2号車には去年から参加の経験者3人が、自力で上位入賞を目指しました。

朝の練習走行で早くもトラブル発生!我が相棒の新メンバーが高速の1コーナーで転んでいるでは無いですかっ!
なんとか最スタートしてヨロヨロとピットに戻ってきましたが、マフラーは煙突の様に上を向き、レバーは折れ、シートカウルはバキバキに・・・・
なんでも1コーナー手前で外側から引っ掛けられたらしい。
幸い怪我は無い様なので、とにかくマシンの補修をとアタフタしていると、ひとりの若者が現われまして「スイマセン、僕が接触しちゃって、大丈夫でしたか?」とナカナカ殊勝な態度です。

うむ、正直に謝りに来たのは偉い・・・・だが許さん。

あれほど主催者からも上級者が初心者を抜く時は優しくねぇ~って注意が出てるだろうが。
しかも、しかも、しかも、しかも、まだ練習走行では無いか、ブツケル必要がどこに有るのか!
バカバカバカバカバカバカバカバカこの馬鹿ちんがぁ!

謝って済むとでも思ってんのかっ!?欧米かっ!?ワシントンかっ!?

でもまあ良し、怪我がなかったので許す。

1号車チームは抽選で14番目のスタート位置から、ワイファク・アニがスタートを決めて序盤先頭を引っぱる。
何台かのオープン改造クラスの車両にはかわされたが、こりゃあ入賞はカタイのぉ・・・と余裕タップリの展開。

しかしながら、レース開始たったの15分で大事件発生。
先頭集団を走る数台が急激にスローダウン、手を上げて何かをアピールしているライダーも居る。
あちこちで転倒するライダーが続出、ピットからは今ひとつ正確な状況は分からないが、可能性としてはコース上へのオイル流出。
明らかに危険な状態だったので、主催者に「オイルじゃ無いですか?赤旗(レースの一時中断)ださないとマズイですよ。」と言ってはみたが、いまひとつ反応が鈍い。
そのうち、業を煮やしたアニがピットイン、主催者にコースの状況を説明、やはりオイルだった。
レース序盤で大きな接触も無いうちから、オイルをブチ撒けるとは言語道断、殆ど整備不良の可能性が高いからね。

即時赤旗中断でコースのオイル処理をして、その後にレース続行の判断を検討すべき場面にも関わらず、ようやくレースが中断されたのは30分近くもオイルだらけのコースでレースが続行された後だった。

幸いにして、大きな2次的クラッシュは発生しなかったが、この判断の遅れから怪我人やマシンを大破させる事故が起きても不思議では無かった。
なかには判断の甘さに腹を立てて、棄権して帰ったチームも居たが、妥当な判断だと思う。
レースにはルールが有り、それらは主として競技者の安全を確保する為に定められているものだが、ルールに従っていれば安全という話ではない。
最終的に怪我をするのは自分自身であり、ルールの運用が曖昧であれば、走らないというのは普通の判断である。

色々なレースに参加してきた経験から言えば、あの場面は間違いなく赤旗中断が妥当であり、(アレが赤じゃ無ければ、何が起きたら赤かと)その判断を誤った主催者に対しては、茶ぶ台ひっくり返して帰りたい気持ちは我々も同じだったが、この日のレースを楽しみに待っていた仲間の気持ちを考えればそうもイカン。

いやいや、でもコレは許せん、いやいや、でも怪我人も無かったし、いやいや、でもこんな事ではいつか大きな事故が、いやいや、でもコレを教訓にして主催者も参加者も成長すれば・・・・などなど。

なんだか煮え切らないウチに、オイル処理を終えてレースは再開。

ドタバタのうちにピットインなどをした影響で、だいぶ順位を落とした上に、処理されたとは言え汚れの残るコース状況は悪い。
挽回の為に残された時間は中断で少ない、そのうえエンジンの調子も激しく悪い、朝の接触大破の影響なのか、前回レースからの不調が解消されていないのか。
気合の追い上げもあと一歩届かず7位でフィニッシュ、ノルマに掲げた6位入賞を逃した。

2台出場を目指した東日本チャンピオン大会の出場権も、獲得したのは1台分だけ。

なんだか、全てが中途半端で後味の悪いレースになってしまった。

赤旗中断が遅れた理由についての説明も、とても納得の出切るものでは無かったしね。

以後主催者さんには、赤旗の判断は誰が下して、誰が振るのか、そこの所をハッキリして頂ける様に要求したい。
と、同時にあの状況で走っていたライダー達は、もっと多くのライダーがピットインして中断のアピールをするべきだったとも思う。

主催者の判断の甘さと、参加者の経験の少なさ・・・・・もう、起きてしまった事なので、今後の良い材料になればなと今は思う。

悔しいレースは何度も経験したが、これほど後味の悪いレースは過去に無かった。

次の東日本大会は、スッキリ切り替えて気持ち良く走れるレースである事を祈ります。

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コメント

はじめまして、スズカワークス代表 助川と申します。
GS耐久第三戦は大変お疲れ様でした。

私共が今回のレースを棄権しましたのは、単に感情的になったのでは無く、レース運営者への「安全」に対する不信感と失望により、このレースを続ける事は危険と判断し、私が撤収を指示しました。

私もピットインし、スズキ側と某社長に計3回赤旗を出す事を提案いたしましたが、某社長は「オイルを撒いた車両は確認した」、「自分も赤旗だと思うが、アドバイザーなので決定は出来ない」、「決めるのは新東京側」、「それに走れると言うライダーもいるだろうからね・・・・」と耳を疑いたくなるお答えをいただき愕然としました。

アレだけ「安全」を語っている方が、即対応が出来ず、結局赤旗を出す事になるのなら何故すぐに止める事が出来なかったのか今だ理解出来ずにおります。

ご存知と思いますが、私共は過去2勝する事が出来、とりあえずのランキングでも1、2位と関東大会のチャンピオンを取る事を皆が望んでおりましたが、私の独断にてライダー達には大変申し訳なく思いますが、今回は「皆の安全」を取らせてもらい棄権いたしました。

管理人様の言われるように、今回もっと多くのライダーが自らの安全を確保する為に考え判断し、動く事が無かった事がとても残念であり、又今後の課題ではあるかと私も思います。

今回の事で私が思った事は、私共が毎年参加しているSUGO24耐で今回のような事が起こった時、元ヤマハの難波さんならどうしただろうかと・・・・・
きっと某社長のような事は言わず、一秒でも早くレースを止めたであろうと信じております。

長文になり、大変申し訳なく思いますが、今後「安全」を共に考えていければ幸いに思います。
では。

お疲れさんでした。
あの状況でレースを続ける事が、いかに意味が無く危険かという事を、経験の少ないライダーが判断するのは難しい、それだけに主催者の判断は落胆ものでしたな。
ウチのメンバーにしてもGS耐久以外のレースは経験が無いので、「独自の判断でリタイヤする」と言っても、納得してもらうのは難しかっただろう。
結果として、我々は怪我も無くレースを走り切る事は出来たが、個人的には正しい判断だったとは思えないのです。

隣のピットが空になってから、レース中にも考えていた事だけど、スズカワークスと我々、中原さんや98あたりまで意見をまとめて行動すれば、レースを止める事が出来たのでは無いか?という思いもありました。

結果としてタイトルまで棄てさせて見殺しになってしまったのは、なんだか申し訳なかったな、とも思っており・・・・

なんだかんだ、とにかく後味が悪かった。

主催者にはGS耐久に「バイク遊び」的要素を残したい思惑があって、車検から全てにおいてシビアさを欠いていると言うか、ナアナアな部分を残している。
一方で、競技レベルは向上して真剣に勝負したい参加者も増えており・・・今回はそのギャップが全て悪い方向へ働いてしまった様に感じます。

個人的にはレース本来のピリっとしさ厳しさも、楽しみのひとつでは無いかと思ってはいるのですが、GS耐久がそこまで熟成するには、もう少し時間が必要かなとも思っています。

私共は途中で撤収しましたので、何故赤旗が遅れたのかの説明を聞いておりませんが、どの様な説明だったのでしょうか?

私は特定の人物を非難するのは本意ではありませんが、どう考えても某社長が一番の問題だと思っております。

確かにオイルを撒いた車両が引き金ですが、これもレースと考えれば・・・・・・・
又、スズキ側もレースに関して素人ですから、その為のアドバイザーとしてプロに来てもらっているのでしょう。
その当人がミーティングなどでは散々ご尤もな事を語っておいて、いざとゆうと時に判断を下せないのでは、何の為のアドバイザーなのか分かりません。

私共は、過去このレースで骨折者も出しておりますし、今年の東北大会第一戦でも、オイルを撒いた車両が出ても旗が出ず(これにより当チームを含めた5~6台が転倒)、さらにピットロードを逆走する者も出てきて、その場で運営サイドに意見をし、さらに書面にて今後の対策を考えていただけるよう進言もいたしました。

その後、中部大会での痛ましい死亡事故など発生してしまったにもかかわらず、まったく口ばかりで参加者の「安全」を何だと思っているのか・・・・・

以前の私でしたらそのまま走り続けたかもしれませんが、今は店としてお客さんに走ってもらっている以上、私がより冷静な判断を即決めなければならないと思っております。
その判断をアノ方には到底委ねる事は出来ませんので。

危険であるレースにお客さんを誘っておいて矛盾はしますが、今回の棄権は結果無事に帰れた事実を良しと私は考えております。

>「決めるのは新東京側」

短く言ってしまえばこの通り。
どうも話しぶりから推察するに、コースオフィシャルについてはサーキットに一任というのが新東京のスタイルらしい。

中断中にミーティングが行われ、説明と中断が遅れた事に対する謝罪はありました。

それがコースを使用する上での前提条件であったなら、カワシマさんばかりを責めるのも気の毒かなという気はします。

そもそもカートレース限定のコースという事もあり、2輪レースの特性を、新東京のスタッフが把握していなかった疑いが濃い。

非力なGS50、初心者歓迎、このレースなら危険も少なく楽しんでもらえそうだぞ、と仲間を集めたけれど、アリエナーイって事が次々に起こる。

目の前でオイル噴出をくらったウチのライダーが、手を上げて後続を抑えようとしたのだが・・・・何の意味かも解らず抜いた連中がポコポコ転んだらしいっす。

整備不良、逆走、横断、まずもって他のステージでは有り得ない事が起きるのがGS耐久。
全ての責任を主催者に求めるのは酷な状況も有る。

カワシマさんも、さすがに今回はヘタこきましたねという感じではあるけれど、レースアドバイザーという存在もまた新しい試みであり、試行錯誤の段階と言って良いでしょう。

自分としては応援してるんだけどね、アドバイザーの仕事が確立されれば、引退したライダーの食いブチも増えるし、ロードレース最盛の一助にはなるとも思うので。

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